「投資ってお金持ちがやるものでしょ?」
「数千円投資したところで、大して増えない気がする」
そう思っている大学生の皆さんにこそ、知っておいてほしい「魔法の仕組み」があります。
それが複利(ふくり)効果です。
これから社会人、大人へなっていく私たち大学生にとって、将来の資産を劇的に変える最強の武器になります!
こんにちは!タネカネです。
今回は長期投資をする上で知っておきたい「複利」についてまとめていきます!
〇そもそも「複利」ってなに?
投資でお金を増やす仕組みには、「単利(たんり)」と「複利(ふくり)」の2種類があります。
単利:最初に預けたお金(元本と言います)に対してのみ、利息がつく。
複利:預けたお金についた「利息」を、再び元本にプラスして運用する。「利息がさらに利息を生む」状態。
言葉だけではイメージしにくいので、シミュレーションして考えてみましょう。
〇【シミュレーション】単利vs複利どっちが増える?
例えば、あなたが10万円を持っていて、それを年利5%(1年で5%増える)の条件で運用したとします。
【1年目】
どちらも、10万円の5%である「5,000円」の利益が出ます。合計は10万5,000円です。
【2年目】
単利の場合:相変わらず「最初の10万円」に対して5%の利息がつくので、プラス5,000円、合計11万円。
複利の場合:1年目の利益を足した「10万5,000円」に対して5%の利息がつきます。すると利益は5,250円、合計11万250円。
「たった250円の差?」と思うかもしれません。しかし、ここからが複利の本領発揮です。
【10年後】
単利:15万円
複利:約16万3,000円(1万3,000円の差)
【30年後】
単利:25万円
複利:約43万2,000円(18万2,000円の差!)
時間が経てば経つほど、複利効果は上昇していきます。
これが「雪だるま式にお金が増える」と言われる理由です。
最初は小さな雪玉でも、転がし続ける(時間をかける)ことで、最後にはとても大きさになるんです。
〇大学生だからこそ始めるべきである理由:時間は誰にも買えない
複利効果を最大にするために必要な要素は、投資する金額の大きさではありません。
最も重要なもの、それは「時間」です。
ここに、同じ「月3万円」を積み立てる2人がいるとします。
Aさん(20歳から開始):30歳までの10年間だけ積み立て、その後は放置。
Bさん(30歳から開始):60歳までの30年間、コツコツ積み立て続ける。
どちらが60歳時点でお金を持っているでしょうか?(どちらも年利5%で計算)
驚くべきことに、正解は「Aさん」です。
Aさんは合計360万円しか出していませんが、早く始めたことで複利が長く効き、60歳時点では約2,500万円になります。
一方、Bさんは合計1,080万円も出したのに、約2,400万円にとどまります。
「後からお金を出す」よりも「少しの金額でいいから早く始める」方が、複利の魔法をより強力に使えるのです。
さらに、給料を得て投資資金額を増やすことで、より利益を生みやすくなります。
これは、今20歳前後の大学生だけが持っている圧倒的なアドバンテージです。
〇投資初心者が覚えておきたい3つの専門用語
複利の話をするときによく出る言葉を整理しておきましょう。
・元本:投資に回す最初のお金、元手のこと。
・利回り:投資した金額に対して、1年間でどれくらいの利益が出るかを示す割合。
・非課税:本来、投資で出た利益には約20%の税金がかかりますが、それがかからないしくみのこと。
→NISA口座で投資を始めると、非課税となり、税金がかからなくなります。
NISA制度を活用すると、この複利の恩恵を100%受け取ることができます。
〇注意
これほど強力な複利にも、弱点があります。
それは「途中でやめてしまうこと」です。
複利の効果が目に見えて大きくなるには、10年、20年という時間が必要です。
最初の数年間は、単利とほとんど差がなく、増えている実感が湧きません。
ですがここで「全然増えないじゃん」と諦めてお金を引き出してしまうと、雪だるまが大きくなる前に溶けてしまいます。
大学生の皆さんが複利の恩恵を受けるコツは、「無理のない金額で、長く続けること」です。
まとめ
今回は複利効果についてまとめていきました。
投資=お金を持っている人がやるイメージがあると思いますが、実は時間を長く持っている人、つまり私たち大学生から始めておくと良い結果を生み出しやすいんです。
この記事が皆さんの投資への検討に役立てられたら幸いです!
この記事は投資の勧誘や助言を目的としたものではありません。
投資は自己責任で行い、必要に応じて専門家に相談することをおすすめします。


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